

一人障害物競争
生まれてからずっと、平坦な道のりを歩んだ方は一体どのくらいいるのでしょうか。 縁あって人の相談にのらせていただいたりする中で、誰しもそれなりに登り下りやぬかるみなどの悪路、トンネル、藪や霧の中のような時期が少なからずあるのだろうと感じます。 また、今まさにその渦中にある方もいるのでしょう。 私たちの日々と人生は、さながら一生をかけて臨む障害物競走、かつ超長距離のレースのようでしょうか。 しかも、コースの障害物は走者によって様々なのでしょう。 生まれて間もなくハードな障害物が連続するレース。 思春期や青年期、ミドルエイジで心身の不調を来たすほどの障害物が現れるレース。 人生の晩年、老後に思ってもみなかった障害物に直面するレース。 どのタイミングで、どのような障害物と出会うかは誰にも予測がつかないレースで、渦中の時は「なぜこんな障害物が…」と苦しんだり悩むこともあるでしょうか。 かく言う私も、生まれながらにしてハンデを伴う人生でしたので、学童期、思春期、青年期、そして現在も、様々な場面で困難さと出会ってきました。 困難さを感じない年は一度もなかったと


日本うつ病作業療法研究会学術大会
去る8月22日と23日、札幌で開催された「日本うつ病作業療法研究会 第5回学術大会」へ、運営の一員として行ってまいりました。 両日とも素晴らしい晴天に恵まれ、小規模な研究会ながらも百数十名の方が参加する賑わいとなりました。 私自身は、研究会の一員でもあり事務局も担っているので、裏方として実行委員会を支えたりしつつ、共催団体である産業保健作業療法研究会の分科会運営にも携わりました。 初日の22日は、その分科会で座長を務めさせていただきつつ、少しだけ最近の実践についてをお話しさせていただきました。 短い時間であったため、あまり詳しいことはお話しできなかったのですが、やはり悩まれたり困っている働く人々や職場を支えるには、職場に出向くことが大切だと実感していることをお伝えさせていただきました。 勿論、オンラインの対応でもOTの引き出しは活かせなくもないのですが、そこはやはりベースが臨床ですので、直接お会いし、言語と非言語、場の力、媒介なども活用できる意味では出向く方がOTの引き出しを活かしやすいと感じています。 エニサインラボでは、一つ一つの実践を大切に


WCMの法則と仕事と生活と
役割、タスク、置かれている状況が複数だと、日々を優先順位などに基づいて効率的に、合理的に進めざるを得ないことも多いと感じます。 調子よく日々を送れている時はそれで良いのだと思いますが、そのように日々を送り続けていてふと立ち止まった時、「自分は何のために生きているのか」「どこに向かっているのか」などの疑問が湧くこともあるかもしれません(私はしょっちゅう湧いています)。 人は、お仕事、家庭、個人などなどで抱えている事柄が多ければ多いほど、「まずこれをやらなければ」「できればこれをやってしまいたい」が複雑に絡み合うように思います。 余裕がある時は、落ち着いて一つ一つを俯瞰し、何から手を付けるとよいか、どう進めると良さそうかも考えられると思います。 ただ、自分のキャパを超える場合、複雑に絡み合い過ぎた場合などはそれが難しくなりがちです。 そんな時、お仕事における優先順位を整理したい時に、WCMの法則は時として役立つこともあり、キャリア形成や人材育成などで活用されるのでご存知の方も多いと思います。 このWCMの法則は、例えばW(Will)は自分がやりたいこ
