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自分を脱ぎ着する

  • 執筆者の写真: sign Any
    sign Any
  • 2月17日
  • 読了時間: 2分
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人は、年齢やその時の置かれた状況などによって、担う役割は多くも少なくもなり、その種類は人によって様々だと思いますが、皆さんはどのような役割を担われていますか?


職場、家庭、学校、地域など、おそらく多くの方が複数の役割を担われているのではないでしょうか。一つの場所でいくつもの役割を担うことだってあると思います。


人によって、役割のどれかが重荷になったり、複数の役割を担うことで負担感や葛藤を感じることだってあると思います。

そんな時は、できるだけそれぞれの役割と適度に距離を保つような心持ちによって、少し楽になるかもしれません。


特に、役割を担うことでの負担感や心労などがある時は、できるだけ切り替えるのが良いかもしれません。

大変に感じる役割を担った時こそ、1日の中でその役割を担い終えた時に「その役割を担った自分自身を脱ぐ」イメージが切り替えの役に立つかもしれません。


「今日も自分はよく頑張ったよ」「今日もベストを尽くしたね」「今日も〇〇(役割名)の自分お疲れ様」といった言葉を自分自身にかけ、イメージの中でその役割の自分をハンガーにかけるなりし、その場(職場、学校、リビングやキッチンなど)を離れる感じです。


会社員であればスーツや制服を着た自分ごと、主婦であればエプロンを着けた自分ごと、学生であれば学生服を着た自分ごと、まるで背中にチャックが付いた自分という着ぐるみを脱ぐイメージになります。


役割を担う中で消化不良なことやモヤモヤは、誰しも大なり小なりあると思います。

素の自分に戻った時や次の役割を担っている時などに、それらを不必要に反芻しなくてもよいように、後ろ髪をひかれなくて良いように、脱いで置いていく。そんなイメージです。


そして、また役割を担うタイミングで着直して、その時にまた考えたり向き合う。


脱いだり着たりしながら、自分の役割と程よく距離を保ち、素の自分や本来の自分、自分らしくいられる時間を少しでも大切にできると、公私のバランスもとりやすくなるかもしれません。


今年度もあと少し、脱ぎ着しつつ切り替えながら日々を送ってまいりましょう。



 
 
 

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