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それぞれの味があってこそ

  • 執筆者の写真: sign Any
    sign Any
  • 2024年12月12日
  • 読了時間: 2分
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今年も残す所あと〇〇日、という言葉をあちこちで見聞きする時期となりました。

年末に向け、または年明けに向けて心も体も駆け抜けている方も多いのだろうと思います。

師走の慌ただしい中、この1年間の出来事を振り返ることも増えるのではないでしょうか。


さて、皆さんはこの1年間でどんな味を味わったでしょうか。

甘味、塩味、苦み、酸味、うま味など、五味のそれぞれを味わった1年間でしょうか。


でも、ここで言う味わいは1年間で食べた料理などの味ではありません。

よければ1年間を振り返る時、「味」「経験」に置き換えてみてください。


甘く優しい味わいの経験もあれば、強い苦みのような渋い経験、味わうほどにうま味が増すような経験など、人によってこの1年は様々な味わいだったことと思います。

1年間だけではなく、過去や人生を振り返ると、私たちは実に多くの「味」を味わってきたと言えるのではないでしょうか。


そして、それぞれの味は私たちが好むと好まざるとにかかわらず、日々に添えられます。

様々な経験を「味」として捉えると、どの経験(味)もそれぞれがあってこそだと思えることがあります。


甘いだけでも、苦いだけでも、酸っぱいだけでも、日々や人生という料理は平坦なものになるのかもしれません。

様々な味があるからこそ、それぞれの味(経験)の必要性がわかるのかもしれません。


それでは、皆さまも今年味わった味を振り返りつつ、こころとからだを健やかに保ちながら良いお年をお迎えください。


 
 
 

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